クロームブックを1年使って感じたこと② 〜コンパクトから生まれる機動力の魅力〜
前回はクロームブックの起動の早さや再起動時にシャットダウンまでの作業状況が保存されていることを書きました。
今回は大きさに着目したお話です。
ただし、今回はChromebook全体というより、僕が今使っている Lenovo IdeaPad Duet(初代)そのものの特徴の話が中心になります。あらかじめその点はご了承ください。
↓前回の記事はこちら
手帳感覚で使えるサイズ感
Duetを語る上で外せないのが、このサイズ感です。
実際のところ、A5の手帳とほぼ同じサイズ(ほんの少し大きいくらい)。
この「ちょっと大きい手帳」くらいの感覚が絶妙で、持ち運びのハードルがかなり低いです。
例えば旅行のとき。
肩掛けバッグの中に、財布、手帳、ペットボトルなどと一緒に普通に放り込めるサイズです。
「パソコン」を持っていくというより、「第2の手帳」を持っていくという感覚に近いですね。
家の中でも“ちょうどいいサイズ”
このコンパクトさの恩恵は、実は外だけではありません。
フタ(キーボード)を畳んでおけば、リビングのテーブルに置きっぱなしでもほとんど邪魔になりません。
ノートPCは、出しっぱなしにすると意外と存在感があって邪魔に感じることもありますが、Duetはそれがありません。
なので、
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ちょっと調べたい
-
少しだけ書きたい
-
軽くブラウジングしたい
といった時に、「よし使うか」と構える必要がなく、パッと手に取れるのがとても良いです。
この“すぐ使える距離に置いておける”というのは、家の中での使い勝手としてもかなり大きいと感じています。
起動の速さ=すぐ使える安心感
出先でパソコンを使うときはそんなに時間的余裕があることは少ないのではないでしょうか。
たとえば、空港のロビーやラウンジでフライト直前にちょっと確認しておきたいことがあるとか、ホテルで寝る前にちょっと調べておきたいことがあるとか
そのとき「使いたい」と思った瞬間に使えないとストレスになりますよね。
僕の職場で使っているPCは立ち上がりに結構時間がかかるので、「そんなに待たされるんだったらいいや」となってしまいそうです。
その点、前回の記事でも書きましたがChromebookは起動がとても速いのがよいところ。
もちろんDuetも例外ではなく、開けば10秒くらいあればすぐ使えるレベルです。
(しかも、前回閉じたときに行っていた作業がそのまま残っています)
ですので、出先で「ちょっと調べたい」「少し書きたい」という用途にすごくハマると思います。
「Wifi前提」は本当にデメリットか?
よく言われるのが、「ChromebookはWifiがないと使いにくい」という点。
ただ、これについて僕は実際の使い方を考えると、そこまで大きな問題ではないと思っています。
そもそも出先でパソコンを開く場面では、
-
Web検索
-
調べ物
-
ブログ更新
-
メール
など、インターネット前提の作業がほとんどではないでしょうか。
Chromebookはスプレッドシートやドキュメントはオフラインで作業できるようになっていますが
そういうシチュエーションになったことがないので実はオフライン作業のやり方を知らないくらいなのです。
ちなみに オフラインのときに必要なメモはスマホでGoogle Keepに記録して、後でChromebookで書き足したり整理したりしています
そんなわけで、個人的にはほとんど困っていないのです。
そしてもう一つ。
今は、カフェ・ホテル・空港・ 図書館など、「パソコンを開けそうな場所=だいたいWifiがある」という環境になっています。
さらに海外に行くと、
僕が最近行ったタイ、インドネシア、マレーシア、台湾
あたりは、むしろ日本より充実していると感じることもあります。
海外旅行に持っていったときは、正直全く困ることがありませんでした。
フリーWifiでも安心できるセキュリティ
フリーWifiを使うとなると気になるのがセキュリティですが、
Chromebookはこの点でも強いのが重要なポイントだと思っています。
OS(というかOSを含めたChromebookを中心としたChromeのシステム)自体の設計的にセキュリティが高く、
外出先でも比較的安心して使えるのは大きなメリットです。
この「どこでも使える安心感」も、機動力の一部だと思っています。
バッテリー持ちの良さも機動力に直結
Duetはバッテリーの持ちも優秀です。
体感としては、
-
普段使い → 週1回くらいの充電(夜にちょこちょこ使うくらいなので)
-
旅行 → 使い方次第で数日持つ
といった感じ。
「充電器を常時持ち歩かなくてもいい」というのは、想像以上に身軽になります。
実はこのバッテリーの持ちを実現しているのは、あえてハードウェア自体を高性能にしていないからということも言えるようです。
Duetのプロセッサは廉価なスマホやタブレットに使われているもので、メモリの量もWindowsPCでは今や動くのか?と言われそうな、たったの4GB
ですがChromebookの処理はクラウド上で行うというシステムのおかげで
性能については、「爆速」というわけではありませんが、日常用途で困る遅さは感じていません。
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Webブラウジング
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軽い文章作成
-
動画視聴
このあたりがメインなら十分。
このサイズと利便性を考えると、かなりバランスは良いと思います。
気になる点(正直レビュー)
もちろん良いところばかりではありません。
■ 少し重い(約1kg)
見た目のコンパクトさに対して、やや重いとは思います。
キーボード込みで1kg弱、WindowsPCであればVaioProの13.3インチモデルや14インチモデルとそう変わらない重量です。
ただし、これは後述するタッチパネルを装備している影響が大きいと思われますので、ある意味仕方ないところと思っています。
■ キーボードは慣れが必要
10インチのモニターに合わせたキーボードのサイズになっているのでキー配置は少し窮屈
特にリターンキー周辺は、少し打ちにくさを感じることがあります。
キーの打感とか静粛性は高いので、ちょっと惜しいところではあります。
でも、これもサイズとのトレードオフですね。
コンパクトさの代償≒レイアウトを頑張った結果と考えるしかないです
なお、新しいDuetでは改善されているという話もありますので、これからDuetを購入する方は2代目の370か3代目のDuet11を検討するのも良いかもしれません。
タッチパネルは想像以上に便利
タッチパネルの話が出ましたが
個人的にかなり気に入っているのがタッチパネル。
外ではマウスを持ち歩かないことが多いので、
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スクロール
-
タップ操作
が直感的にできるのは本当に便利です。
便利さに慣れすぎてしまって、今では会社のノートPC(タッチ非対応)を使っていると、
つい画面を触ってしまうくらいには体に染みついてしまっています。
まとめ 〜実はコンパクトだけが魅力ではない〜
はじめはIdeapad Duet Chromebookの魅力をサイズ観点から書こうと考えていたのですが
書いていくと、その魅力の要因はサイズはもちろんなのですが
低スペックでも充分に実用になり、セキュリティにも強いクロームブックのシステムによる部分もかなり大きいということが自分でも判ってきました。
あとクロームブックに採用例の多いタッチパネルも大きな魅力だと思います。
Duetの魅力はクロームブックの特徴にサイズが足し合わさっての魅力であることを確認できたように思いますが
そのサイズを支えているのもクロームブックだからと言えるかもしれません。
もう少し深堀りを続けていこうと思います。
次は、初代Duetのように低スペックでもなぜ不満に感じることなく使えるのか?
といったことを書いてみようと思います。
本記事は参考情報として提供しており、内容の正確性・最新性について保証するものではありません。
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